環境通信輸送株式会社(代表取締役社長:清水健一郎、本社:埼玉県さいたま市)は、2022年1月25日に茨城県より許可を取得し、牛久リサイクルセンター(茨城県牛久市)にて太陽光パネル処理事業を開始しましたのでお知らせします。
【概 要】
1.事業開始の背景
地球温暖化対策やエネルギー資源確保のため、2012年に再生可能エネルギーの固定買取制度(FIT)がスタートし、太陽光発電等の導入量が大幅に進んでおります。太陽光パネルの耐用年数は20年から30年といわれており、環境省の試算によると早ければ2030年代には年間で80万トンにも及ぶ太陽光パネルの廃棄が見込まれます。
また、豪雨や震災などの自然災害により被災した太陽光パネルが大量に発生するという事象も近年多発しております。これらの災害や近い将来迎える大量廃棄に向け、適切なリサイクル体制の構築が社会的にも急務となっております。
特に当社牛久リサイクルセンターが位置する北関東では、立地の良さもあり多くの太陽光パネルが設置されている一方、適正リサイクルが可能な処理業者がまだまだ少ない状況にあります。太陽光パネルの適正リサイクルの受け皿として、循環型社会へ貢献することを目指し、廃棄太陽光パネル処理事業を開始することとしました。
2.当事業の特徴
(1)環境にやさしいリサイクルを実現
太陽光パネルは、ガラス・プラスチック・金属が一体になった混合廃棄物であり、リサイクルが難しく、環境負荷が大きい埋立処分に回っているケースも少なくありませんでした。当社では太陽光パネルの処理に特化した専用プラント(近畿工業製:リソラ)の導入により、太陽光パネルをアルミ枠、バックシート、ガラスの素材に分別して再利用を可能とすることで環境にやさしいリサイクルを実現します。(図参照)
(2)割れたパネル、歪んだパネルも受入可能
不良や製品寿命での廃棄となったパネルだけでなく、自然災害等により割れ・変形してしまったパネルも対応が可能です。
(3)収集運搬から処分までワンストップで対応
関東・甲信越等東日本エリアを中心に広域に産業廃棄物収集運搬の収集運搬業の許可を有しており、収集運搬から処分までワンストップで対応いたします。
また、収集運搬業、処分業において通常の許可よりも厳しい基準をクリアした優良認定を取得しております。(収集運搬業22行政中、優良認定18行政)
本ニュースリリースに対するお問合せ先
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環境通信輸送株式会社
経営企画部 企画部門(担当:青山)
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